粘着力cの設定

「粘着力c」は擁壁の安定計算や斜面の安定計算など様々な計算に用いられ、「内部摩擦角φ」と並んで重要とされる地盤定数です。

基準毎に算定方法は異なりますが、下式は主に道路構造物等で用いられるものです。

道路土工 擁壁工指針【日本道路協会】(H24.7)p.64

 c = qu / 2

 ここに、c:粘着力(kN/m2)

     qu:一軸圧縮強さ(kN/m2)

地盤調査の方法と解説-二分冊の1-【地盤工学会】(H26.3)p.308

 qu = 12.3N~13.1N≒12.5N

 ここに、N:標準貫入試による計測(または設計)N値

上記2式より

 c = qu / 2 = 12.5N / 2 = 6.25N となります。

また、道路土工 擁壁指針には下記の通り別式が記されています。

道路土工 擁壁工指針【日本道路協会】(H24.7)p.64

 粘性土の根着力c = 6N~10N

この式の安全側をとってc = 6×N(kN/m2)とすることもあります。

Leave a Comment

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。