利用性
漁港の施設の供用性及び利便性、並びに漁場の施設の蝟集性及び増殖性等の観点から設計対象施設が保有すべき性能をいう。
漁港・漁場の施設の設計参考図書 – 6 – (水産庁 2015年版[上])
利用性とは、「漁港の施設の供用性及び利便性、並びに漁場の施設の蝟集性及び増殖性等の観点から設計対処施設が保有すべき性能」であり、具体的には、設計対象施設が目的を達成するために以下のような事項について規定する。
・施設利用に必要な規模を有し、かつ適切に配置されていること。
・施設の供用に適した構造諸元(高さ、幅、長さ、推進、築造限界など)を有していること。
・水域の静穏性や漁船の操船性が確保されていること。(主に漁港の施設)
・流れ、水質・底質などの環境条件が所要の値を満足していること。(主に漁場の施設)
・必要に応じて所要の付属設備や機能部材を有すること。
漁港・漁場の施設の設計参考図書 – 14 – (水産庁 2015年版[上])
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