越波量

 越波量は、既往の知見又は推理模型実験等により、適切に算定するとを原則とする。

 越波量とは堤体を越波した水の総量であり、越波流量は単位時間あたりに越波する水の平均容積Q(m3/s)である。通常、これらの値は堤体の法線方向単位長さ当たりの量q(m3/m/s)で表される。越波については、波群中においてある波高より大きい波は越波し、それ以下のものは越波しないため、有義波高に相当する規則波で検討するだけでは不十分であることに注意する。

漁港・漁場の施設の設計参考図書 – 70 – (水産庁 2015年版[上])

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