波向

 波が向かってくる方向であり、一般に真北を基準として東回りに16方位で表す。

漁港・漁場の施設の設計参考図書 – 36 – (水産庁 2015年版[上])

 沖波の波向に関し、構造物への影響を考える際に特に重要となるのは、波の主方向であり、これはいろいろな方向からの成分波が重なり合った不規則波の成分波のうち、最も大きなエネルギーを持つ波の方向である。風波の場合には、沖合の風浪の波向と風向はほぼ一致するが、うねりの場合及び沿岸部において波が屈折や回折等の影響を受ける場合には、波向と風向は一致しない場合がある。

漁港・漁場の施設の設計参考図書 – 40 – (水産庁 2015年版[上])

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