擁壁に作用する荷重①

基準は?

道路土工-擁壁工指針(H24.7) p.50~

理屈は?

擁壁には様々な荷重が作用するため、それらの作用時における安定性を確保することが必要となります。考慮する荷重は以下の通りです。

主荷重
 ① 自重
 ② 載荷重
 ③ 土圧
 ④ 水圧及び浮力

従荷重
 ⑤ 地震の影響
 ⑥ 風荷重

主荷重に相当する特殊荷重
 ⑦ 雪荷重

従荷重に相当する特殊荷重
 ⑧ 衝突荷重

これらの荷重は同時に作用する組み合わせのうち最も不利となる条件を考慮して設定するものとされています。
一般的な組み合わせの一例としては、擁壁工指針p.51に以下の組み合わせが挙げられています。

 ① 自重 + 載荷重 + 土圧
 ② 自重 + 土圧
 ③ 自重 + 地震の影響

水圧及び浮力、雪荷重、衝突荷重、風荷重は上記①~③に付加して設計します。

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