切土・盛土勾配
切土勾配
道路土工-切土工指針 p.136
沖縄県土木工事設計要領第2編道路編 道-1-66
沖縄県土木工事設計要領第2編道路編 道-1-59
盛土勾配
道路土工-切土・斜面安定工指針 p.106
沖縄県土木工事設計要領第2編道路編 道-1-75
床掘勾配
沖縄県土木工事数量算出要領(案) 1-2-15
土を切る/盛ることで高低差が生じる場合、勾配を持たせることで土砂の安定を確保する必要があります。
切土が盛土より勾配がきつい(より厳しい勾配でも安定する)です。長い年月をかけて堆積した地山からなる切土と、人間が締め固めた盛土のどちらが安定するかでイメージできると思います。もちろん地山が安定します。
地山の分類としては砂質土が最も緩くなります。粒形がそろった砂がさらさらと崩れることがイメージできると思います。
沖縄県では、上図に加え県設計要領にて島尻泥岩の切土勾配も規定しています。
対し、火山灰質粘性土を取り扱うことは(殆ど?)ありませんね。
補足
切土の分類には礫質土がありません、なぜでしょう。また、「砂質土」と「砂利または岩塊混じり砂質土」で分類されているのがわかりまが、後者は「粒度分布が良い」という認識で良いと思われます(感覚的な話です、分類は青本等によります)。
今後勉強する課題が見えてきます。
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