最低水面は海図における水深の基準面で、水路業務法施工例、第一条に基づいて海上保安長官が公示している。以前は、最低水面のことを基本水準面と呼んでいたが、平成14年4月1日の水路業務法の改定に伴い、現在は基本水準面という用語は使用されていない。
　最低水面は平均水面から主要4分潮である主太陰半日周期M₂、主太陽半日周期S₂、日月合成日周期K₁、主太陰日周期O₁の半潮位差の和又はほぼそれに等しい高さだけ平均水面から下げた面である。ここで、主要4分潮M₂、S₂、K₁、O₁の詳細は潮位表、潮汐表を参照することができる。

漁港・漁場の施設の設計参考図書 – 28 , 29 – (水産庁 2015年版[上])

Chart：海図、水路図、他
Datum：データ
Level：平らな、平坦な、他

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